仕事と育児を両立するために取り組んでいること

はじめに

システム本部価格.comショッピングシステム部のYと申します。

コロナ禍の2021年に息子が生まれ、やんちゃざかりの息子と日々格闘しています。 今回は新米パパである私のカカクコムでの働き方や取り組んでいることなどをお伝えします。

同じような境遇の方に少しでも参考になるものがあれば幸いです。

家族構成

    • Webエンジニア(Mgr)
    • カカクコムに入社12年目
    • 痩せたいけど運動する気が起きない
    • 眠気には勝てない
    • 会社員(フルタイム勤務)
    • 仕事の傍ら大学院在学中
    • 仕事柄会食なども多め
  • 息子
    • 2歳
    • 保育園に通っている
    • 将来の夢は野球とサッカーの二刀流

1日の流れ

朝の家事、育児は私が中心に担当します。

7時頃に起床し、朝食の準備をします。 朝食後、息子の保育園登園の準備をし8-9時頃に子供を保育園に連れていきます。

勤務開始の10時までは残った家事や家庭内タスクを片づけて10時から勤務を開始します。

そこから18時までお昼休憩をはさみながら仕事をします。 ※お昼休憩時間も貴重な家事、育児タイムです。

一方、夕方以降の家事、育児は私と妻と半々くらいの割合で担当します。 18~21時頃は保育園のお迎えやお風呂などの育児・家事を行ないつつ、 準備が整ったら家族の団らんの時間です。

我が家のルールとして、仕事が忙しかったり作業が中途半端だとしても 息子が帰宅後~就寝までの時間は家族団らんの時間としています。

夫婦で育児、家事を分担する場合と比べると効率は悪いかもしれませんが 家族揃ってご飯を食べる時間と、息子と遊ぶ時間はかけがえのない貴重な時間なので大切にしています。

21~22時頃に子供を寝かしつけますが 繁忙期など、仕事が終わらない場合は寝かしつけ後に再び仕事へ戻ります。

(実際のところ、仕事に戻る意志はあるものの気づいたら朝であることが7割くらいです・・・。)

仕事と育児を両立するために取り組んだこと

仕事関係者への協力依頼・相談

やること多すぎ・・・と1人で頭を抱えていても何も解決しないので会社のメンバーに助けを乞いました。

カカクコムの就業時間は通常10〜19時ですが上長やチームメンバーに状況を説明し、18時以降は育児に専念しています。

※勤務の制度としては10~15時をコアタイムとするフレックスタイム制です。

私が所属する部署には育児をしながら働いているメンバーや男性で育休を取得したメンバーもおり、 理解や協力を得られやすい環境でした。

制度のフル活用

リモートワーク

カカクコムでは2023年9月時点で自宅でのリモートワークが可能です。※部署により状況は異なります。

オフィスワークの場合、往復で1時間半ほどかかり育児、家事に充てる時間が削られてしまいます。 妻が会食や大学院で不在の場合にはワンオペ対応となり育児、家事を同時に対処することは難しくなるため 通勤時間を節約し家事・育児に充てることは我が家にとっては必要不可欠です。

面接官も担当していますがカカクコムでは原則出社での対応となります。

できる限り定時内でスケジュールを調整していますが都合上、夜間に行なう場合もあります。

その場合、通勤を含めると育児が難しいので上長、人事部に相談し自宅での面接対応を承認いただいています。

看護休暇

また、突発的な子供の体調不良も育児にはつきものです。 日単位はもちろん、時間単位の看護休暇制度も積極的に利用しています。

ベビーシッターの割引

ベビーシッターの割引制度もあります。 妻が夜間不在の場合や面接など業務時間外に仕事が発生する場合は積極的に活用しています。

その他の制度について

カカクコムの産休・育休に関する制度については 食べログエンジニアの方が執筆した以下の記事がよくまとまっているのでこちらをご参照ください。

子育て中の社員からみた食べログフロントエンドチームの働く環境 ※現在の制度とは一部異なる部分があります。

タスク管理

変則的な勤務スケジュールや突発的な育児対応のため、業務時間内に不在となってしまうケースがあります。

対応すべきタスクがわからない、とメンバーが混乱することを防ぐため常に先回りして準備することを心がけています。

価格.comではWrikeというプロジェクト管理ツールを利用していますが 優先順位やタスクの内容、アサイン状況はすべてWrike上に可視化され、自分がいなくてもチームが動き続けることを意識しています。

タスクの委任・委譲

私が直接行なわなくてもメンバーが実行できるタスクは、委譲するようにしています。 委譲するうえで私だけ負担が軽くなっても意味がないので 部下の業務負荷は常に意識しており、メンバーの状況について毎週振り返りを行なっています。

番外編(家事・育児の効率化)

夫婦の中なかで家事についてはある程度担当を決めており、それぞれの得意とする分野の家事をすることにしています。 担当を決めるにあたっては以下について家族会議をしました。 1. 見えない家事も含め、洗い出す 1. かかる時間や回数を考えてみる 1. 得意不得意で家族が決めた互いの比率にあうか

また、家事・育児の負担を軽減すること、繁忙期の仕事時間やプライベート時間の確保を目的として便利家電やサービスを積極的に導入しています。

ありきたりではありますが我が家では以下のものを活用しています。(かなり助かってます)

  • 食洗機
  • 自動調理器
  • ロボット掃除機
  • ドラム型洗濯乾燥機
  • 家事代行サービス
  • ベビーシッター

最後に

色々と書きましたが、両立する上で一番大事なことは無理をしないことだと思っています。

体調を崩し長期的に席を空けてしまうことは会社や家庭にとって大きな損失です。

自分が居なくても仕事が回るよう心がけていますが、本当にいなくなってしまっては本末転倒なので・・・。

そのような状況を回避するためにも自分自身の健康とストレス管理を怠らないよう心がけましょう。

育児、仕事の両立は簡単ではありませんが 息子と一緒に遊ぶ時間や成長を間近で見れることは生きる活力をもらいますし 仕事ではやりがいを感じることができます。

私自身、まだまだ精進の身ではありますので 適度に休みつつ、上手に両立できる方法についてこれからも模索していきたいと思います。

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