カカクコム デベロッパーエクスペリエンス室(Developer eXperience)で過ごした数か月間

■挨拶

初めまして、システム本部デベロッパーエクスペリエンス室(以降DevX室)のc.katoです! 私は2023年の8月より派遣にて入社し、現在はDevX室にて主に庶務を全般としてお力添えさせていただいております。 まだ入社して浅い身ではありますが、今回のテックブログでは、そんな私から見たDevX室の紹介をしてみようと思います。

■DevX室って?

DevX室とは 全体最適に向けた支援活動によって、エンジニアリングに集中できる環境を生み出しシステム本部の開発者体験を向上させる」 をミッションとして活動している部署となります。
今回はDevX室を私視点でカジュアルに紹介しよう!という記事の為、活動内容については詳しくは触れませんがシステム本部における縁の下の力持ちというイメージが合っているかなあと思います。
よく室長の加藤さんが弊社キックオフの際に「木こりのジレンマ」の話をよく取り上げておりますので少し紹介させていただきたいと思います。(本人曰く最近社内では木こりの人と覚えられているようです笑)
「木こりのジレンマ」とは目先の仕事に追われてそれをこなすのに精一杯になり、仕事の本質的な改善や効率化を進める余裕がない状態を表現した言葉のことです。
私達DevX室はシステム本部(木こり)が感じるこのジレンマを解消するべく新しく使いやすい斧を用意したりメンテナンスするのが役割というわけですね。
また、どれだけ新しい斧を用意しても人間は変化を嫌い昔から使い慣れた斧をなるべく手放したがらない傾向があるため、いち早く新しい斧に馴染めるようにサポートをしていくというのも私達の役割です。

その他、DevX室の成り立ちや活動内容についてはDevX室随一のムードメーカーである新田さんのブログ「俺たちの組織アジャイル in Developer eXperience室」で詳しく書いてくれておりますのでそちらもぜひご覧ください!

■DevX室でまず感じた魅力はコレ!~朝会でのGood&New~

DevX室では毎朝会議を行なっていますが、中でも特徴的な施策として、Good&Newという物があります。
Good&Newとは主にアイスブレイクの手法の1つで24時間以内に日常であった良いことや思ったことを共有するという取り組みになります。
話す話題については業務に関わっているいないに関わらずなんでも大丈夫ですが、個人的には私のような新規で参入した側からすると業務に関わらないGood&Newが聞けるのはDevX室の方々の人となりがとてもよくわかり安心できました。
入社初日から早速このGood&Newを経験したおかげで

室長の加藤さんは某人気料理系Youtuberの動画をよく見ているんだな…
QAでお馴染みの伊藤さんはアー◯ード・◯アで序盤のボスに苦戦してるらしい…

といったマニアックな話を聞くことができて話すネタの取っ掛かりを見つけることができたり

マネージャーの三谷さんが使ってるフードデリバリーサービスめっちゃお得じゃん!
え、新田さんの趣味、自分と似すぎ…!?

等新たな発見をできたりと就業から数日の間に皆さんの事を多く知ることができ、距離も身近に感じることができました。
私もこのGood&newを経て、室長の加藤さんから初めて業務をお願いされた際に「621、早速だがちょっとした仕事がある」といったアー◯ード・◯アネタで始まったことがものすごく印象的です(笑)

勿論、業務にかかわる内容でもGood&Newと銘打って行なうことで日々の疑問に思っていることや自分の意見をチームの人達に共有しやすい雰囲気が出るため非常に良い施策だと感じました。
特に派遣の方や新卒で入社された方など、組織やチームの事がよくわからず不安に感じる人が多くいるかと思いますのでこれから一緒に働くメンバーの事をより身近に知ることのできる良い施策ではないでしょうか。

私がこれまで経験した朝の会議といえばほとんどが業務内容についての共有がメインでアイスブレイクといってもその日の司会担当が何か一言雑談を交える程度で、どこか朝から緊張感のようなものを感じてしまっていました。
人によっては毎朝話すネタを考えたり会社の人へプライベートな内容を話すことに対して抵抗感や重荷に感じてしまう人もいるかとは思いますが毎日組織内で雑談を交える癖付けをすることでお互いに話しかけやすい雰囲気もでき、ストレスフリーで日々を過ごすことができるのではと感じています。

■小さな業務でもゴールを明確に

正直、私が所属するDevX室は他の会社では中々聞くことがなく馴染みがない組織であると思います。
事実同じ派遣で働く方々のなかでも同じような組織で従事している方は周りには中々いません。
事務の仕事は特にですが日々の業務がほとんど定常化しておりどうしても作業化してしまいがちな傾向にあると思いますがDevX室ではその限りではありません。

前述したDevX室随一のムードメーカーである(大事なことですので2回言ってます)新田さんのブログにも詳しく記載がありますがDevX室では2週間というスプリントの内で自身がやるタスク、またそれを行なうに当たってのゴールを定めてスプリントの最後には振り返りを実施するという取り組みをやっています。
私も日々の事務的な業務やこのブログの運営、その他スポットで発生する業務を進めるにあたって気付いたことや改善点を自分なりに探してスプリント内で実施するタスクやゴールを定めています。
これをすることで小さな業務でも「何故このタスクをやるのか」という目的を明確にでき、また自分で何をするべきなのかが見えやすくなってきたと実感しています。

■最後に

冒頭にも書いたとおり、私はまだまだ入社して日が浅い身ですがようやく日々の業務や組織の雰囲気にも慣れてきて今後DevX室のミッションを理解できてきた時期であると実感しています。
「木こりのジレンマ」の話でシステム本部の方々から事務業務を巻き取るという施策の1つとしてDevX室に迎えて頂いた自分ですが、今後も日々の業務を淡々とこなすだけではなく業務を通じて気付いた点や感じた事を発信することで組織に貢献していきたいと思います。
今後こちらのテックブログでもカカクコムシステム本部のことやDevX室関連のカジュアルな話なども交えて盛り上げていけたらと思っておりますので気が向いたらふらっと目を通して頂けますと幸いです!ありがとうございました!

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